施餓鬼法要


去る17日、施餓鬼法要を厳修いたしました。
施餓鬼法要とは、その名のとおり「餓鬼に施しをする法要」です。しかし、その意味は餓鬼だけにとどまりません。さまざまな事情により供養が行き届かず、この世に未だ安らぎを得られないすべての霊位に、お供え物や餓鬼飯(がきめし)などを施し、仏さまのお慈悲のもとで供養を捧げる大切な法要です。
そして、その施しによって積まれた功徳を自分自身のためではなく、ご先祖様をはじめとする有縁無縁の諸精霊へ回向(えこう)し、その冥福を祈ります。
「施す心」がめぐりめぐってご先祖様へと届き、自らの心もまた慈悲の心によって養われる――施餓鬼法要は、そのような仏教の教えを今に伝える尊いご法要です。

